こんにちは
東大阪市東石切、石切宮田整体院 院長の宮田祥志です。
今日はポカポカ陽気で温かかったですね!
毎年、春先に患者さんが増えるのが、「ぎっくり腰」
なぜ増えるの?
理由は2つ
①筋肉のバランスが崩れてしまうから
気温が高くなると、体が動きやすくなりますよね!
ただ、体の深部はまだ冷えているんです。
人の体は気候に合わせてゆっくり変わっていきます。
東洋医学では大体、1か月ぐらい遅れて馴染んでいくといわれています。
からだが冷えていると深部の筋肉は硬いままの状態です。
浅いところの筋肉と深部の筋肉のバランスが崩れてしまっている状態では、
深いところにある筋肉は細く小さいので、体が動くからといってムリに動かしてしまうとすぐに筋肉が傷ついてしまいます。
②自律神経のバランスが乱れたため
春先や秋口などの季節の変わり目は、体がその気候に合わそうと変化している最中です。
体温を調節するために、春は体内の熱を外に出そう変化しますし、秋口は反対に熱をため込もうとします。
そうした変化をするために自律神経は深くかかわっているといわれています。
自律神経は交感神経と副交感神経があります。
交感神経は背中や腰にあり、そこに繋がる筋肉にも影響を与え硬くなりやすい状態。
硬くなった筋肉は、①で書いたように傷つきやすくぎっくり腰になってしまいます。
③ストレス
春先は人の入れ替わりやいろいろな社会の変化がある時期です。
そうした変化は、心理的にストレスを抱えてしまいます。
ストレスはぎっくり腰に密接に関係しています。
ストレスを感じると体はこわばってしまったり、内臓機能を低下させてしまいます。
内臓と筋肉は一見関係なさそうですが、内臓と筋肉は神経で繋がっています(内臓体性反射)
この内臓体性反射によって内臓の機能が落ちると、腰や背中の筋肉が硬くなってしまい結果的に①に記したようにぎっくり腰を引き起こしてしまうのです。
どうしたらいいの?
まずぎっくり腰になった場合は、患部を安静にすることです。
コルセットをお持ちの方は、寝る時以外は着用してくださいね!
もし、コルセットを持ってない方はバスタルを縦に2つ折りにして腰と骨盤を挟むように巻くと代わりになります。
冷やすの温めるの?
ぎっくり腰の患者さんでよく質問を受ける内容です。
ぎっくり腰になった場合は3日間は冷やすようにしましょう!
冷やす方法は、アイスマクラや袋に氷を入れて患部に20~30分ほど当ててください。
また、お風呂はシャワーで程度でさっと入るようになさってくださいね。
湯船にはつかると炎症が広がり痛みが強くなる可能性が高くなります。
3日目以降は、患部を触って他の部分よりも温かかったら冷やすようにしてください。
コルセットはなるべく2週間はつけるようにしておくとクセにならずに済みます。
ぎっくり腰にならないために
ぎっくり腰にならないためにどうすればいいでしょうか?
筋肉を硬くしないことと、ストレスは発散させることです。
・ストレッチ
・適度な運動
(ウォーキング・ジョギング)
・中腰で重い物を持たない
生活習慣にちょっと気を使うだけで、ぎっくり腰を防ぐことができるのでやってみてくださいね!
感謝を込めて☆
東大阪市東石切、石切宮田整体院 院長 宮田祥志
よく来院されている患者さんの地域:
東大阪市、石切・額田・枚岡・瓢箪山・吉田・日下・善根寺・東生駒