こんにちは
東大阪市東石切、石切宮田整体院 院長の宮田祥志です。
気温の変化で腰痛が悪化したり、ぎっくり腰になることがよくあります。
「腰痛からぎっくり腰になったりしますか?」と患者さんからご質問をいただいたので、書かせていただこうと思います。
腰痛とは?
慢性的な腰の痛みは、腰部にある筋肉の緊張が強いために起こります。
腸腰筋・脊柱起立筋・多裂筋・棘筋・腰方形筋などが原因。
デスクワークや勉強など長時間座った姿勢を続けると、腰の筋肉が収縮した状態となります。
そうすると、血行が悪くなることで疲労してしまい筋肉は固くなってしまいます。
例えば、前ならえをずっと続けると手がだるくなり痛くなるのと同じと考えてもらえればイメージが湧きやすいのではないでしょうか?
この状態が長く続くと、筋肉は委縮してしまい伸び縮みができにくくなります。
そうすると、すぐに疲労してしまうためだるさや痛みが慢性的に出てきます。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰の原因は、
①筋肉や筋膜がキズつくことで起こる
②関節の捻挫
が挙げられます。
ぎっくり腰になる瞬間は重い物を持ち上げたり、くしゃみ・うがいをしようとした瞬間などで突然、腰にビキッと電気が走ったような強い痛みが特徴的です。
また稀になんとなく腰の痛みが強くなってきて、しばらくしてから動けないほどの痛みに発展することもあります。
原因の①は、慢性的な腰痛によって筋肉が硬くなっていることで傷が入りやすい状態だったためにぎっくり腰を発症させてしまうケースがほとんどです。
原因の②は、中腰で重い物を持ち上げたり腰をムリに捻ったりしたことで、腰椎の椎間関節を捻挫してしまうケースです。
腰痛とぎっくり腰の違い
腰痛とぎっくり腰の大きな違いは痛みの強さと患部の炎症があるかどうかです。
慢性的な腰痛は、主にだるさ・腰が重い感じ・ズーンとした痛み
ぎっくり腰は、動けないほどの激しい痛み・ズキズキとした痛み・脈打つような痛み・寝ていてもズキズキする・腰を触ると他の場所よりも熱くなっている
といった違いがあります。
この違いは、患部に炎症が起こっているかどうかによります。
筋肉に傷が入ったり関節で捻挫をしてしまうと炎症が起こります。
炎症は、体を治そうとする反応です。
毛細血管を拡張させて血液量を増やすことで、患部の修復を早めようとしています。
ただ、炎症を起こすと体はこれ以上患部を痛めないように痛みの物質を放出するためズキズキとした痛みや血流量が多くなるために脈打つような痛みが発生します。
ぎっくり腰になった場合の対処法については、東大阪市、腰痛・ぎっくり腰が多い季節と応急処置についてをご覧ください。
よく来院されている患者さんの地域:
東大阪市、石切・額田・枚岡・瓢箪山・吉田・日下・善根寺・東生駒
石切宮田整体院
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