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バレーボール、肩の痛みとテーピング方法

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こんにちは

東大阪市東石切石切宮田整体院 院長の宮田祥志です。

 

バレーボールをされている方にとって肩の痛みは致命的ですよね。

私も高校生の頃に右肩を痛めてしまい、腕をおろしていてもだるさや痛みがウズウズして辛い経験をしました。

 

バレーボールにおける肩の痛みの原因とテーピング方法について解説していきます。

 

痛みの原因は?

痛みの原因はいくつかあります。

・腱板炎

・腱板損傷

・インピンジメント症候群

・関節唇(かんせつしん)SLAP損傷

・靭帯損傷

・肩鎖関節炎や脱臼

などです。

バレーボール時、特にスパイク時で肩を痛めてしまうケースでは腱板(ローテーターカフ)の炎症や損傷が最も多くなります。

 

腱板とは?

腱板とは、肩甲骨と上腕骨をつなぐ小さな筋肉の総称です。

棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋など

これらの筋肉が肩関節の安定性と腕を動かす際に働くことで細かな動作ができます。

 

肩関節の安定性とは、

腕は常に重力に引っ張られているのでそれが肩甲骨から離れないようにしているということです。

 

腱板炎と腱板損傷

腱板の中で最も痛めやすい筋肉は「棘上筋」

 

棘上筋は肩甲骨のトンネルのようなすき間を通って上腕骨に付着しています。

疲労がない状態では問題なくスムーズにすき間をすり抜けますが、疲労などで筋肉が分厚く(肥厚)なっていると骨に擦れて傷がついてしまいます。

棘上筋が挟まることで起こる痛みは「インピンジメント症候群」

傷があって炎症を起こすと「腱板炎」

断裂すると「腱板断裂」となります。

原因になる動作

バレーボールのスパイク時に痛める動作は、「捻じれ」です。

ブロック避けようと無理に肩を捻ることで、腱板に負担がかかり、その繰り返しによって痛みを発生させてしまいます。

痛めた時は?

痛みが出始めた場合は、RICE処置を優先させてください。

練習を休めない場合はテーピングをしながら患部の負担を減らしながら対応していきます。

テーピング方法

肩関節の伸縮性テープによるテーピング方法

1、肩の上部から腕にかけて貼る

 

2、テープをY字に切り込みを入れます。

①腕を内側にして肩の後ろ側を通るように引っ張ります。

 

②腕を後ろに反らせて肩の前を通るように貼る

 

簡単に貼る方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

腱板炎や腱板損傷を悪化させてしまうと、腱板断裂に発展したり関節唇を損傷させてしまう可能性があります。

リハビリ方法についてはまた後日に書きたいと思います。

 

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